『新しい公民教科書』の画期性とは何か5――立憲的民主主義(2)7原則を掲げ、間接民主主義を強調した

「日本国憲法」の7つの原則 前回は、「日本国憲法」の7原則のうち「象徴天皇」の原則又は立憲君主制の原則に焦点を当てて論じてきた。今回は、7原則説を掲げたことの公民教科書史上の意味についてまず展開することにする。もう一度、7原則を掲げよう。   1、国民主権   2、基本的人権の尊重  3、平和主義 4、象徴…
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『新しい公民教科書』の画期性とは何か4--立憲的民主主義(1)―――権威と権力の分離、権威としての天皇の思想

 「日本国憲法」7原則  『新しい公民教科書』は、政治編において立憲的民主主義(自由主義的民主主義のこと、共産主義やファシズムなどの全体主義的民主主義に対立するもの)の論理を展開した。単元20「日本国憲法の原則」で、「日本国憲法」の原則として次の7原則を挙げている。   1、国民主権   2、基本的人権の尊重   3、平…
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『新しい公民教科書』の画期性とは何か3――国家の思想を再建した

 政治編の最初で国家の役割を学ぶ   国家の解体を進める公民教育から脱却することを目指す『新しい公民教科書』は、当然ながら、国家の思想をきちんと展開している。何よりも、平成23年版において公民教科書史上初めて本格的に国家論を展開した。今回も政治編の最初に置かれた単元14「国家の成立とその役割」と単元15「立憲主義の誕生」のなかで、…
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『新しい公民教科書』の画期性とは何か2--家族などの共同社会を守る

 家族の四つの意義  「日本国民が読むべき公民教科書」で述べているように、『新しい公民教科書』は、家族、私有財産、国家の破壊をもたらす公民教育からの脱却を目指してつくられた。したがって、何よりも、家族などの共同社会に関する記述に力を入れた。まず、現行版と同じく、家族に2単元4頁という分量を用いた。公民教科書では、平成23年版から一…
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『新しい公民教科書』の画期性とは何か1――「日本国憲法」成立過程の真実を書いた

 『新しい公民教科書』は、不当な検定意見を数多く付けられ、多くの箇所を全面削除させられたり大幅修正したりして検定合格した。その出来上がった教科書の内容はどういうものであろうか。数ある公民教科書の中でどういう特徴を持っているであろうか。前回は総論的な文章を掲載したが、今回から各論的な文章を載せていくこととする。 議会審議さ…
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日本国民全体が読むべき公民教科書の誕生―――お花畑世界観を克服し、歴史教育における自虐史観打破へつなげよう

  何とか検定合格した『新しい公民教科書』とはどういうものだろうか。今回から、簡単に説明していこう。まずは、総論的な文章を以下に掲げよう。    『新しい公民教科書』は全国民が読むべき公民教科書  自由社の『新しい歴史教科書』の検定不合格は、日本の生き残りにとって、非常に手痛い出来事である。しかし、9年ぶりに検定申…
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『新しい公民教科書』の検定をめぐる攻防

 本日は、偽憲法記念日だ。されど、「日本国憲法」に関してものを考えるような余裕は私にはない。相関わらず、『新しい公民教科書』に関していろいろ考えなければならない状況だ。  4月27日、1月初旬に立てた仕事計画に沿った仕事が一応終了した。仕事は検定合格を勝ち取ること、見本本をつくること、市販本をつくること、『史』5月特別号の原稿をつ…
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悲惨な5か月を振り返る―――きちんと仕事をした者ほど損をする

  4月27日、一応、予定していた公民教科書関係の仕事を終えた。休養をきちんととろうと思い、一昨日は寝て暮らした。昨日から日をまたいで、記事を認めることにした。 令和元年11月27日から4月27日まで  11月27日に文科省で検定意見書を受け取って以来、検定に対する対応に追われつづけた。一応、2月12日に修正表を提出し、2月…
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 国民の「政治に従う立場」削除問題の再考―――平成22年度検定を振り返る

 公民教科書検定の目的とは日本国家解体なのか  前回、検定過程で『新しい公民教科書』の単元10「国家と私たち国民」から国民の「政治に従う立場」が削除されたことを報告した。「日本国憲法」下においてさえ国民は当然に法律を守る義務、納税の義務などをもつ。つまり、国民は、「政治に参加する立場」などともに「政治に従う立場」にも立つのである。…
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国民の「政治に従う立場」が削除された --『新しい公民教科書』が検定合格--つくる会FAX通信より

 昨日、「つくる会」は、会長名で『新しい公民教科書』の検定合格の報告を行った。その文章を掲載する。  この文章の中にある二つの事柄について説明しておきたい。    国民の「政治に従う立場」が削除された  第一に、この会長報告には「国民が国家の「政治に従う立​場」という記述について削除を指示され、従わざるをえませんでし​た…
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『新しい公民教科書』検定合格の報告――日本人差別体制への反撃の第一歩なり

『新しい公民教科書』が検定合格した  3月24日、教科用図書検定調査審議会がコロナウイルスの関係で書面開催され、『新しい公民教科書』が検定合格した。1週間も前のことだが、報告しておきたい。今回は、この『新しい公民教科書』検定合格の意義について考えていこう。 『新しい歴史教科書』の検定不合格は不当処分 …
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「日本国憲法」とヘイト法で日本は滅亡していく―――日本人差別思想を粉砕せよ

  数日間休んだが、今日から仕事を再開する。その前に、2018(平成30)年度以来、いや、2016(平成28)年以来の経験で感じてきたことを簡単にまとめておきたい。  昨年秋の消費増税以来、更に日本解体に向けた動きは加速している。グローバリストと左翼による日本解体の動きは、どんどん加速している。ヘイト法が通った時に私の予測した通り…
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「文科省教科書検定の不正行為を糾弾し不合格処分の撤回を求める声明」を発表 --つくる会FAX通信より

  「つくる会」が支援する自由社の『新しい歴史教科書』が、昨年12月25日に検定不合格処分を通告されていた。「つくる会」は2月21日、その通告を公表し、文部科学大臣あてに申し入れを行った。そのことを知らせる「つくる会」FAX通信を転載する。   (一社)新 し い 歴 史 教 科 書 を つ く る 会 つくる会FA…
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受苦的存在

 2月18日、11月末から続いた悲惨な状況に一段落がついた。16日まで異常に忙しい状態が続き、17日から5日間、ぼんやりと休養をとった。にもかかわらず、かえって体が辛く、大あくびばかりしている。  しかし、この80数日間ほどのしんどさはこれからしばらくは訪れないであろうが、まだこれまでの継続でこなすべき仕事が残っているし、更にこな…
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忙しい日々に思う二つのこと

悲惨な日常はいつまで続くのか  11月末から悲惨な日々が続いている。年末年始は一日も休めなかった。1月8日になってようやく一息ついたが、その後もつらい日々が続いている。とはいっても、夜は普通に眠り、昼寝を複数回行いながら仕事をしている。これは年の功であろうか。それでも、疲労は蓄積していっている。  古希を過ぎてから、…
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令和元年11月の雑感――学者は惰弱であってはならない

 この間、本ブログにも記してきたように、三つのことを感じてきた。 一、 東京裁判は連合国による極悪非道の戦争犯罪であること  ・東京裁判は戦時国際法違反の戦争犯罪である。映画「主戦場」問題も愛知トリエンナーレ問題も東京裁判を未完と捉え、完成させたいと考える勢力による策動である。  ・従って、日本側からの打ち返しが必要で…
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一杯のコーヒーのために国を売った男・宮沢俊義--高尾栄司『ドキュメント皇室典範』を読む

はじめに  本書の意義  先月下旬、皇室典範の成立過程を研究するために、高尾栄司『ドキュメント皇室典範』(幻冬舎、2019年)を読んだ。極めて面白かった。ただし、本書は、「日本国憲法」の天皇条項作成過程に3分の2の紙数を割いており、皇室典範そのものの成立過程には3分の1しか用いていない。しかも、典範案を実質的に作成した臨時法…
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藤岡信勝【KAWASAKIしんゆり映画祭訪問記 5日午前零時過ぎ発信】 2019年11月5日

  先ほど、新百合ヶ丘から帰宅しました。「しんゆり映画祭」の最終​日、わざわざ時間を延長して7:55から10:00まで、問題の​映画「主戦場」を上映した。ところが、170座席の何倍もの入場​者を予想し、午前11時から抽選券を配ってくじ引き制度にしたも​のの、観客はたったの90人。場内はがらがらだったはずだ。  *注記 この部分、…
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川崎市・実行委への公開質問状--映画「主戦場」上映に関して

  映画「主戦場」上映に関する公開質問状が出された   映画「主戦場」は、川崎市が「KAWASAKIしんゆり映画祭」での上映を中止したと伝えられました。ところが、NPO法人KAWASAKIしんゆり映画祭実行委員会が、10月31日、上映の方向で検討を進めていると明らかにしたようです。そこで、 ケント・ギルバート氏、藤岡信勝氏等の被害…
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東京裁判までの学習で分かったこと――東京裁判とヘイト法問題の相似形

はじめに   平成28(2016)年6月から、《戦時国際法という物差しを使って1928年から1952年までの戦争史を斬る》私の試みは始まった。公民教科書作成で忙殺された昨年4月からの一年間を除く3年数カ月の多くの時間は、このための研究、というよりも学習に費やされた。そして、今月半ばには、東京裁判の一応の把握を行うところまで来た。あ…
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