テーマ:平成28公民資料

H28公民教科書資料(32)――Ⅳ国際社会篇、むすび

H28公民教科書資料(32)――Ⅳ国際社会篇、むすび       項目30「持続可能な社会」と重なるが、教科書のむすび部分を引いておこう。分析観点が明確ではないため基準が不明確となり、資料(32)は、資料引用の仕方にバラツキがある感じがある。    ともあれ、どういう分析の仕方があるか、私の方では明確ではない。全社、持続可能…
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H28公民教科書資料(31)――Ⅳ国際社会篇、戦前日本・東アジア共同体構想

H28公民教科書資料(31)――Ⅳ国際社会篇、戦前日本・東アジア共同体構想 〇自由社 ①戦前日本の位置づけ……特に悪くない ②東アジア共同体の構想……なし 〇育鵬社 ①戦前日本の位置づけ……特になし ②東アジア共同体構想……なし 〇東京書籍 ①戦前日本の位置づけ……悪い ②東アジア共同体の…
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H28公民教科書資料(30)――Ⅳ国際社会篇、持続可能な社会

H28公民教科書資料(30)――Ⅳ国際社会篇、持続可能な社会    9年前の検定で、やっぱりなというか、びっくりしたというか、ひどく憶えているのが日本国家の持続可能性というのはダメだということだ。社会や世界や地域や経済の持続可能性は良いらしいが、日本国家の持続可能性は、検定上ダメらしかった。そういう検定姿勢や指導要領の影響を受け…
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H28公民教科書資料(29)――Ⅳ国際社会篇、核兵器問題

H28公民教科書資料(29)――Ⅳ国際社会篇、核兵器問題 核抑止論についてふれているのが自由社、教育出版、帝国書院と3社のみであることに注意されたい。そして、全社が非核三原則というお題目を唱えている。現実から目をそらすのが、そらさせるのが戦後の公民教科書のおおきな役割のようだ。   〇自由社 ①核兵器廃絶、…
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H28公民教科書資料(28)――Ⅳ国際社会篇、日本人拉致問題

H28公民教科書資料(28)――Ⅳ国際社会篇、日本人拉致問題 〇自由社 ①分量・小見出し……大コラム「もっと知りたい 日本人拉致問題」下、2頁 +単元57【安全保障への努力と日本】下、1行 ②写真……2枚 ③人権問題、主権問題・安全保障問題とする ④拉致が行われた理由を記している ②③ 第5章3節第3節「世界と…
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H28公民教科書資料(27)――Ⅳ国際社会篇、沖縄の米軍基地

H28公民教科書資料(27)――Ⅳ国際社会篇、沖縄の米軍基地     相変わらず、全国の米軍基地の74%という数字が踊っている。    〇自由社 ①全国の米軍基地の23%(74%) ②分量、見出し……本文に出てこず ③写真……なし 図「在日アメリカ軍の配置図(2009 年度版防衛白書による)」  沖縄県は中国…
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H28公民教科書資料(26)――Ⅳ国際社会篇、(26)国際連合

H28公民教科書資料(26)――Ⅳ国際社会篇、(26)国際連合   昭和20年代からの公民教科書をおいかけてきた立場からすれば、敵国条項を書く教科書が三社になったことは大きな変化といえる。ただし、全社又はそれに近い教科書が書くようにならなければ、日本の生き残りは難しいであろう。 〇自由社 ①敵国条項……有り、 ②常任…
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H28公民教科書資料(25)――Ⅳ国際社会篇、領土問題・領土の危機

H28公民教科書資料(25)――Ⅳ国際社会篇、領土問題・領土の危機 〇自由社 ①北方領土……単元53で「日本固有の領土」(145頁)        不法占拠 ②竹島……単元53で「日本固有の領土」(145頁)        不法占拠 ③尖閣……単元53で「日本固有の領土」(145頁) ④分量、見出し……単元53【国家と…
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H28公民教科書資料(24)――Ⅳ国際社会篇、国旗・国歌

H28公民教科書資料(24)――Ⅳ国際社会篇、国旗・国歌 〇自由社 ①国旗・国歌の相互敬重を説く ②自国の国旗・国歌の敬重を説く ③分量、小見出し   単元53「国旗と国歌」の小見出し下、6行   大コラム2頁 ④写真2枚 ①② 第5章1節「国際社会のしくみ」 単元53【国家と国際関係】 ■国旗と国歌  …
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H28公民教科書資料(23)――Ⅳ国際社会篇、国際社会

H28公民教科書資料(23)――Ⅳ国際社会篇、国際社会 眺めてみて気付くのは、国益という当たり前の言葉を使うのが自由社と育鵬社しか存在しないことである。これは溜息が出る事態だが、「地球市民」という言葉がなくなったことも注目される。この言葉が、いわゆる保守から攻撃されてきたからであろうか。 〇自由社 ①国家間関…
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H28公民教科書資料(22)――Ⅲ経済篇、市場経済と計画経済

H28公民教科書資料(22)――Ⅲ経済篇、市場経済と計画経済 〇自由社 ①資本主義経済の良さ、説く。 ②計画経済の欠陥……有り ①② 第4章1節 単元41【市場経済の特色】 ■市場経済と計画経済   市場での自由競争にまかせて社会全体の経済を運営していくしくみが市場経済です。市場経済では、つねに市場価格をふまえて…
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H28公民教科書資料(21)――Ⅲ経済篇、公共財の捉え方

H28公民教科書資料(21)――Ⅲ経済篇、公共財の捉え方      教科書史上初めて、全社が警察を公共財として認めた。また、国防を3社が公共財として認めた。政治権力の必要性を認める教科書の増加と同様の傾向なのであろう。ささやかな改善と言えよう。 〇自由社 ①公共財の1つとして警察 ②公共財の一つとして、国防・自衛隊 …
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H28公民教科書資料(20)――Ⅱ政治篇、間接民主主義と直接民主主義

H28公民教科書資料(20)――Ⅱ政治篇、間接民主主義と直接民主主義   「日本国憲法」は、大日本帝国憲法と同じく、間接民主主義の体制をとっている。それは、直接民主主義よりも優れているとの判断からである。ところが、間接民主主義の長所を正面から語り、推奨する教科書は自由社と育鵬社だけである。なんとも不思議な話である。 〇自…
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H28公民教科書資料(19)――Ⅱ政治篇、平和主義と自衛隊

H28公民教科書資料(19)――Ⅱ政治篇、平和主義と自衛隊 「侵略」等と九条を関連づけているのが東京書籍、日本文教出版、教育出版、清水書院と4社存在する。これらは、侵略したり被害を与えたから9条を作ったという物語の中に生きている教科書である。帝国書院も、過去を反省して9条を採用したという物語を記しているから、同様のものと…
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H28公民教科書資料(18)――Ⅱ政治篇、アイヌ差別

H28公民教科書資料(18)――Ⅱ政治篇、アイヌ差別 〇自由社 ①分量、小見出し ②アイヌの位置づけ……「先住民族」、「先住民」としていないか ③北海道旧土人保護法などの政策…… 総て記載なし。 〇育鵬社 ①分量、小見出し……単元本文1行 +大コラム下、小見出し半頁で知里幸恵の話 ②アイヌを「民族」とし…
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H28公民教科書資料(17)――Ⅱ政治篇、在日韓国・朝鮮人差別、外国人参政権

H28公民教科書資料(17)――Ⅱ政治篇、在日韓国・朝鮮人差別、外国人参政権   何よりも注目されるのは、東京書籍、教育出版、清水書院の三社が在日韓国・朝鮮人の多数は徴用労働者の子孫だとしていることである。この見解は国会での質疑で明確に否定されたはずなのに、堂々と教科書検定を通っているのである。なんともおかしなことである。 …
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H28公民教科書資料(16)――Ⅱ政治篇、平等主義と自由主義

H28公民教科書資料(16)――Ⅱ政治篇、平等主義と自由主義   各社は、資本主義社会にとって重要なはずの自由権について頁を余り割かず、「平等権」に関する記述に多くの頁を割かない。この点にまず、注目されたい。これは育鵬社も同じである。自由社も、「平等権」に関する記述にも頁を割かないとはいえ、自由権に関する記述が不足しているのは確か…
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H28公民教科書資料(15)――Ⅱ政治篇、「日本国憲法」下の権利

H28公民教科書資料(15)――Ⅱ政治篇、「日本国憲法」下の権利 戦後民主主義の時代には、民主主義と国民という言葉は大流行だった。ところが、1980年代又は平成に入るころから(?)、人権がとってかわった。それにつれ、国民という言葉が消えていった。   権利に関しては、国民の権利という思想かノッペラボーの人間の権利の…
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H28公民教科書資料(14)――Ⅱ政治篇、天皇論

H28公民教科書資料(14)――Ⅱ政治篇、天皇論 〇自由社 ①1単元、2頁大コラム。計4頁 ②写真……5枚 ③象徴か権威か……象徴であり、半ば権威 ④君主とはしない。半ば元首とする。 ⑤天皇の仕事=国事行為、公的行為、祭祀 第3章1節「日本国憲法の国家像」 単元20「天皇の役割と国民主権」 ■歴史に基づく天皇の…
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H28公民教科書資料(13)――Ⅱ政治篇、「日本国憲法」の原則

H28公民教科書資料(13)――Ⅱ政治篇、「日本国憲法」の原則    いつのまにか、「日本国憲法」三大原則説という特定の学説が学習指導要領に書かれたため、三大原則説をほとんどの教科書が採用している。ここに実は学問の自由の侵害があるのである。   三大原則説に反対の立場に立つだろう自由社にしても、三大原則をまず記したうえで、他…
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H28公民教科書資料(12)――Ⅱ政治篇、「日本国憲法」成立過程

H28公民教科書資料(12)――Ⅱ政治篇、「日本国憲法」成立過程   「日本国憲法」成立過程の記述は、最も厳しい検定がかかる部分の一つである。そのためもあり、自由社や育鵬社の教科書さえも大いに問題がある。真実からかなり離れた書き方になっている。   特に、帝国議会審議が完全統制されていた事実を書く教科書は皆無である。自由社が…
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H28公民教科書資料(11)――Ⅱ政治篇、大日本帝国憲法

H28公民教科書資料(11)――Ⅱ政治篇、大日本帝国憲法 〇自由社 ①自由民権、記述なし。 ②明治憲法上の政治体制……三権分立有り 天皇は「統治権を総攬」。立憲君主制の言葉 ③明治憲法上の権利のとらえ方……肯定的 ④アジアで初の立憲国家、憲法………有り 備考⑤ベルツの日記なし。 ①②③ 第2章2節「日本の立憲的…
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H28公民教科書資料(10)――Ⅱ政治篇、日本歴史と立憲主義

H28公民教科書資料(10)――Ⅱ政治篇、日本歴史と立憲主義   日本の立憲君主制は、古代以来の天皇の歴史と合議の伝統を土台にして、西欧政治思想を受け入れて出来上がったものである。日本歴史に根差して、立憲主義が生まれたのである。この点を明確に記しているのは自由社だけである。日本の伝統と立憲君主制の関係に対する意識は育鵬社にも多少な…
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H28公民教科書資料(9)――Ⅱ政治篇、(9)西欧米国政治史・政治思想史

H28公民教科書資料(9)――Ⅱ政治篇、(9)西欧米国政治史・政治思想史   教科書は、大きく、三グループに分かれる。第一にモデルとして英国に力点を置く自由社と育鵬社の二社、第二にフランス・アメリカに力点を置く東京書籍、教育出版、清水書院、帝国書院の四社、第三に英国仏国米国三か国すべてを詳しく紹介する日本文教出版一社、という3つで…
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H28公民教科書資料(8)――Ⅱ政治篇、国家論

H28公民教科書資料(8)――Ⅱ政治篇、国家論    今回、初めて、明確に政治権力の必要性を記さない教科書は東京書籍一社となった。政治権力の必要性を圧倒的多数の教科書が認めたことは、公民教科書史上、画期的なことである。本当にアホみたいな話である。   しかし、国内政治篇で国家論を明確に展開した教科書は、自由社一社となった。前…
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H28公民教科書資料(7)――Ⅰ社会篇、愛国心・愛郷心

H28公民教科書資料(7)――Ⅰ社会篇、愛国心・愛郷心       教育基本法改正にもかかわらず、教科書会社は、見事に、公共の精神だけではなく、愛国心も愛郷心も書かない。ここからも、〈社会・国家を破壊する道具としての公民教科書〉という性格が読み取れる。外国人参政権を一番煽ったのも公民教科書であったことを思い出していただきたい。 …
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H28公民教科書資料(6)――Ⅰ社会篇、公共の精神

H28公民教科書資料(6)――Ⅰ社会篇、公共の精神   相変わらず、教科書の多数派5社は、「公共の精神」を書かない。平成18(2006)年の教育基本法で「公共の精神」が規定されたのに、平成23年検定合格版でも、平成27年検定合格版でも、書かないのだ。とんでもない話しである。 〇自由社 ①公共の精神、言葉があるか……有り…
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H28公民教科書資料(5)――Ⅰ社会篇、対立と合意、効率と公正

H28公民教科書資料(5)――Ⅰ社会篇、対立と合意、効率と公正 〇自由社 ①対立と合意、効率と公正の例が適切か……適切    特に社会編での ②共同社会(特に家族)に「効率と公正」を持ちこんでいないか ③備考 ①② 第1章第1節「家族のなかで育つ私たち」 単元6【共同社会と利益社会】 ■公正と効率  企業など…
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H28公民教科書資料(4)――Ⅰ社会篇、男女共同参画社会

H28公民教科書資料(4)――Ⅰ社会篇、男女共同参画社会 〇自由社 ①女権論的すぎないか……家事育児を社会的活動よりも低く見ていない ②男女の違いを否定していないか ……否定していない。ただし、否定していないと明確にも言えない。 ③扱い方……大コラム【もっと知りたい 男女共同参画社会を考えよう】で2頁(26~27頁) …
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H28公民教科書資料(3)――Ⅰ社会篇、家族

H28公民教科書資料(3)――Ⅰ社会篇、家族    平成20年版指導要領が出てから、ますます家族の教育は軽視されるようになった。家族論があるのは自由社、育鵬社、帝国書院の3社だけである。清水書院に至っては、家族の問題を男女平等問題に還元してしまい、「平等権」の個所で扱っている。家族問題は法律問題になってしまっているのである。かつて…
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