テーマ:「日本国憲法」無効論

「日本国憲法」無効論梗概--小山試案

  2回前の記事では、歴史戦等との関連から、「日本国憲法」が憲法として有効か無効かについて議論することが必要であることを訴えた。前の記事では、無効確認が法的安定性を揺るがすものではないこと、むしろ法的安定性に資するものであることを説いてきた。  今回は、「日本国憲法」が憲法として無効である理由から始まって、無効確認の後、どのように…
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 「日本国憲法」無効確認と法的安定性

 二つの無効論批判――時効論と〈無効確認は法的不安定を招く〉  前記事で「日本国憲法」無効有効論争の必要性を説き、無効論に基づき、憲法問題で処理すべきこと、特に無効確認の必要性を説いた。  不充分ながらも「日本国憲法」成立過程史の研究が進んだ(といっても、真剣に行っているとはいいがたい状況である)結果、少なくとも、いわゆる保…
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自殺へ突き進む日本の惨状を見て――「日本国憲法」は無効か有効かという議論から始めよう

自殺に突き進む日本――教科書検定とアイヌ新法は領土主権を揺るがす   10日ほど前、小学校社会科教科書に掲げられた江戸時代初期の地図書き換え検定の問題が明らかになった。日本の領土であることを示す赤色が、北海道及び北方領土から消されてしまったのだ。単に北海道が白のままの教科書が検定を通ったということではない。国家による検定が、塗って…
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杉原誠四郎・小山常実 『憲法及び皇室典範論--日本の危機は「憲法学」が作った』の出版

  改憲論の杉原誠四郎VS憲法無効論の小山常実  このたび、 杉原誠四郎氏との共著である『憲法及び皇室典範論』を自由社から刊行した。  ふりかえれば、平成29(2017)年は、憲法と皇室典範に焦点が当たった年だった。5月3日、安倍首相は第9条第1項第2項をそのまま維持する改憲構想を発表した。安部改憲案は、10月の総選挙でいわ…
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原則を放棄するから日本は負け続ける--「日本国憲法」・「新皇室典範」無効論を掲げよ

   「日本国憲法」は基本的に無効だ――青山繁晴氏の発言  5月4日、「偽憲法記念日を迎えて――青山繁晴氏よ、拙著『「日本国憲法」・「新皇室典範」無効論』を批判されたし」を掲載した。この記事に対してコメントをいただいた方から、5月5日に配信された青山氏の動画があることを教えていただいた。6月に入って視聴した。《憲法無効論者の「評論…
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内容的にも偽憲法を作ろうとする安倍首相

 戦時国際法の学習  今年の1月末から、何とか自分の頭に戦時国際法の考え方を叩きこもうとしている。しかし、古希に近くなった老人のやることだから、なかなか進まない。理解を深めるために、読書会で発表したレジュメを基に、もう一度、立作太郎『戦時国際法論』(昭和19年)を読みながら、文章を認めだした。復習ノート+アルファである。その文章…
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安倍9条改正案は属国日本の固定化を招く――せめて占領下の憲法改正禁止規定を

軍隊を持てない国家として日本を固定化する安倍案  一昨日、5月3日、偽憲法記念日の日、安倍首相は、9条改憲構想を発表した。「日本国憲法」改正路線をとる限り、「日本国憲法」を標準に改正案を考えることになり、そこに戦後日本の反日教育による反日・非国家思想が重なることになり、「日本国憲法」よりも質の悪い「憲法」が出来ると言い続けてきたが…
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偽憲法記念日を迎えて――青山繁晴氏よ、拙著『「日本国憲法」・「新皇室典範」無効論』等を批判されたし

  先日、「憲法無効論者の不遜と無責任」(H29/4/14)という青山繁晴氏の動画を見た。チャンネル桜のレギュラー番組「青山繁晴が答えて、答えて、答える」の平成29年4月14日分の放送の動画である。もう一度動画を見て、昨日の偽憲法記念日から今日にかけて、今回のブログ記事を記してみた。 https://www.youtube.com…
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バーンズ回答は憲法改正を要求したものだったのか――小山説再考

 前回の記事、即ち「渡部昇一氏の逝去、憲法無効論と国際法・憲法」を書いている間、過去に自分自身が書いてきたことに一つの疑問が生まれた。バーンズ回答は、確かに国体と区別された意味の政体について規定することを求めていたが、だからと言ってそれが憲法改正に必ずしもつながらないのではないか、という疑問である。こういう疑問が生まれたのは、戦時国際法…
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渡部昇一氏の逝去、憲法無効論と国際法・憲法

  渡部昇一氏を悼む  6 日前、平成29年4月17日、長く保守言論界を牽引されてきた渡部昇一氏が逝去されました。何とも残念です。心から、ご冥福をお祈り申し上げます。  昨年10月にアパの審査で1年ぶりにお会いした時には、怪我されていたこともあり、随分衰えられたという感じがした。  渡部氏とは3~4回お会いしただけである。…
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 『安倍談話と歴史・公民教科書』等4著共通の意義------偽物との戦い、日本人差別思想との戦い

  『安倍談話と歴史・公民教科書』等4著の出版  既報のように、今月下旬に拙著『歴史教科書と著作権――育鵬社歴史教科書事件判決を批判する』(三恵社)が発売となる。 https://www.amazon.co.jp/dp/4864875766/  著書を出版するのは平成25年以来3年ぶりであるが、今年は4月末に『安倍談話と歴史…
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 『「日本国憲法」・「新皇室典範」無効論―日本人差別体制を打破するために』

  『「日本国憲法」・「新皇室典範」無効論』の出版  今月下旬、『「日本国憲法」・「新皇室典範」無効論―日本人差別体制打破のために』という新著を、自由社ブックレットの一冊として出版する。「日本国憲法」と「新皇室典範」に関する無効論をセットで展開した本である。私にとっては、「日本国憲法」関係に関する10年ぶりの著書である。10年前…
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ヘイト法を廃止せよ、占領下の憲法改正禁止規定の設定を--「日本国憲法」改正の最低条件 転載歓迎

 改正を自己目的化する安倍首相   昨日の参院選で、与党側が圧勝した。「改憲」勢力が3分の2を超えたという。しかし、歴史観・国家観に関する問題意識を持った人たちは、軒並み落選した。2年前の衆院解散で次世代の党を壊滅させて以来、安倍首相は、歴史観・国家観の問題(日本国民の元気、生き残る闘志の問題)を犠牲にして、「改憲」への道をひた走…
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 「GHQの押しつけ」説による無効論--目的は再度の押し付けを防ぐこと

  7月初め、信濃毎日新聞から、長野県出身の宮沢俊義が唱えた8月革命説について取材を受けた。8月12日、特集「戦後70年 8月に憲法を語る 原点と未来」の第三回目として、私のインタビュー記事が掲載された。第一回は宮沢の孫弟子で「八月革命説」支持者の高見勝利氏、第二回は「日本国憲法」成立過程史研究者の古関彰一氏、第三回が私という順序である…
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日本共産党(社民党)及び支持者諸君に質す

 日本共産党・社民党を中心とする勢力は、今回の「安保法制」に「戦争法案」なる出鱈目なレッテル張りを行なって反対し、日本の安全保障環境の破壊に邁進している。その場合の一番の根拠が「日本国憲法」九条である。しかし、日本共産党自身及び支持者諸君、そして社民党自身及び支持者諸君、以下に掲げるような事実を御存知であろうか。 (1)日本共産党…
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八月革命説に基づく民定憲法説も、帝国憲法改正説も成り立たぬ

 前回は、この間の事態に対応して、九条解釈を自衛権肯定(個別的自衛権と集団的自衛権)-自衛戦力肯定説に転換せよという主張を中心に行った。だが、原則的には、果たして「日本国憲法」は憲法たり得るかという問題に取り組まなければならない。そこで、今回は、代表的な「日本国憲法」有効論である八月革命説と帝国憲法改正説に対する批判を行っておこう。両者…
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憲法調査会『公聴会に関する報告書』を読む(2)――多数存在した憲法無効論的意見

  前回に続いて、『公聴会に関する報告書』を読んで思った事、考えたことを記していきたい。前回も述べたように、地区別公聴会や中央公聴会に比べて、都道府県公聴会における公述人の意見の方が面白い。時期の違いもあろうが、推薦による公述人だけではなく、公募による公述人が居るせいかもしれない。今回取り上げたいのは、都道府県公聴会における公述人の中に…
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憲法調査会に第一に望むこと―――平成12年3月11日

  今回は、衆参両院の憲法調査会が出来た時に『正論』に投稿して掲載されなかった論稿を、一つの記録として掲げることにする。     憲法調査会に第一に望むこと                                                          小山常実  本年二月から国会の憲法調査会が活…
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平成12(2000)年2月28日、衆議院憲法調査会への手紙--暫定憲法論の立場から

   前回の記事で、憲法無効論の歴史をたどり、平成12(2000)年の衆参両院の憲法調査会設置の頃について記した。当時、私は、「日本国憲法」は有効か無効かという議論を調査会でしてもらいたくて、調査会に対して2月28日付けの手紙を送った。更には、無効・有効論議をしてもらうための一つの契機になればと、『正論』に「憲法調査会に第一に望むこと」…
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憲法無効論の歴史―――八月革命説派との絡みで

  憲法調査会報告書を読む中で、なぜ憲法無効論が葬られたのか、考え続けてきた。そして、いかに無効論が理不尽な扱われ方をしてきたかということに思い至り、改めて憤りを痛切に感じざるを得なかった。そこで、簡単に八月革命説と無効論の歴史をふり返っていこうと考える。    (1)禁止された前無効論と通説となった八月革命説……占領期  …
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憲法無効論が葬られた理由のまとめ――『憲法調査会における各委員の意見』を読む(3)

 この間、憲法調査会報告書本体、その付属文書第一号『憲法調査会における各委員の意見』(『各委員の意見』と略す)と第十号『憲法無効論に関する報告書』を読み、憲法無効論がいったん葬られた理由を考え続けてきた。その中で、その理由がようやく分かったという気がしている。  もちろん、いろいろ多くの理由を挙げることが出来ようが、一応、五点の理…
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新しい憲法には占領下の憲法改正禁止規定を――『憲法調査会における各委員の意見』を読む(2)

 『憲法調査会における各委員の意見』(以下『各委員の意見』と略す) の中には、付録として「憲法改正試案」が3種掲載されている。すなわち、広瀬久忠委員の「日本国憲法改正案」、大石義雄委員の「日本国憲法改正試案」、神川彦松委員の「日本国民憲法試案」の3種である。3種の改正試案を読み、気になったことを5点簡単にまとめてみた。  占領憲法…
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無効論排撃の背景としての世界連邦構想(幻想)――『憲法調査会における各委員の意見』を読む

  前述したように、8月下旬に『憲法調査会付属文書第一号 憲法調査会における各委員の意見』(以下『各委員の意見』と略す)を読んだ。  『各委員の意見』は、「日本国憲法」改正の要否等19項目について各委員が述べた意見を「委員別にとりまとめ、昭和三十九年六月、総会において決定したものである」(序)。調査会の全過程で委員を務めた者は73…
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理不尽な無効論の葬り方――『憲法無効論に関する報告書』を読む(2) 転載自由

 前回は、人物配置図から見てどのように憲法無効論が葬られたのか検討してきた。今回は、憲法調査会は、どういう議論を行って憲法無効論を葬ったのか、見ていきたい。    無効論の基本的立場に反対する者はいなかった    まず確認しておきたいのは、無効論の基本的立場に正面から反対する者はいなかったということである。『憲法無効論に関する…
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憲法無効論はどのように葬られたのか--『憲法無効論に関する報告書』を読む 転載歓迎

  9月に入って体調を崩したため、憲法調査会報告書の分析作業を休んでいたが、再開していくこととする。私が一番しなければならない仕事は、教科書問題ではなく、7年間休んでしまっていたが、「日本国憲法」無効論の理論的深化と平易化である。当面、この作業に没頭していきたい。教科書問題の解決も、無効論を通じた独立国の思想を広げなければ結局は元の木阿…
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憲法調査会報告書を読む(2)―――理解しがたい自主憲法制定論

 前回は憲法調査会報告書の簡単な紹介を行ったが、今回から報告書本体の内容に即して、感じたこと、分かったことを記していきたい。  今回は、「日本国憲法」成立過程に関する議論を見ていく。成立過程に関する調査研究及び議論は、国会の憲法調査会の場合とは異なり、かなり熱心に行われたようである。本報告書の「第三編 憲法調査会における調査審議の…
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渡邊正廣『日本国憲法について 若い人のために』(昭和42年)による八月革命説批判

 7月半ばから、ようやく自分のやりたいことを出来る状況となった。この半月程、「日本国憲法」成立史関係、無効論関係、占領史関係の書物を読んだり、読み直したりしている。当面、この作業を続けていくつもりである。  さて、前々回の記事では、渡邊正廣『MADE IN U.S.A 日本国憲法』(新人物往来社、昭和48年)について記した。そ…
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渡邊正廣『Made in U.S.A. 日本国憲法』(1)-国の最高法は自分で作るものではないのか

最近、長らく気になっていた渡邊正廣氏の著書『MADE IN U.S.A 日本国憲法』(新人物往来社、昭和48年)を購入し、昨日読んだ。「日本国憲法」無効論--大日本帝国憲法復元改正論が正しいけれども、「あえてそれにこだわりません。今、火事が起きているのです。……取りあえず消すことが大事なのです」(165頁)として、「日本国憲…
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保守だけではなく左翼こそ「日本国憲法」無効論に立つべし 転載歓迎

 昨年12月に「日本人差別「憲法」――「日本国憲法」の憲法としての無効確認を」の原稿を認めて以来、思い続けたことがある。ここまで日本国家及び日本国民を差別し続ける「日本国憲法」は、語の本来の意味の左翼にとってこそ無効な存在ではないかということである。   無効論こそまともな言論の土台である    もちろん、左翼であろう…
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日本人差別「憲法」――「日本国憲法」の憲法としての無効確認を 転載自由

  今回は、二回前に紹介した【日本人差別「憲法」――「日本国憲法」の憲法としての無効確認を】(『インテリジェンスレポート』2014年2月号)を掲載する。この論文は、「日本国憲法」の日本人差別性について記したものである。その差別性は、敵国条項をもつ国連憲章顔負けのものである。「日本国憲法」が連合国が残していった〈残置諜者〉であることを噛み…
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