いわゆる近隣諸国条項の撤廃を求めます--検定基準に関するパブリックコメント

  ようやく、本日、教科書検定基準の近隣諸国条項について撤廃を求めるパブリックコメントを送付しました。政府見解・最高裁判例を重視せよという項目を新設しないように求めるパブリックコメントに続くものです。論点ごとに分けてコメントを送れということなので、二回目のコメント提出となりました。

  本日が締め切りですが、特に、政府見解・最高裁判例を重視せよという項目を新設しないように求めるものと、近隣諸国条項撤廃を求めるもの、二つのパブリックコメントを提出していただきたいと考えます。

  以下に、本日提出したパフリックコメントを掲載します。


いわゆる近隣諸国条項の撤廃を求めます 

  義務教育諸学校教科用図書検定基準の中の第3章「各教科固有の条件」社会科部分の「2 選択・扱い及び構成・排列」の中に「 近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること。」という項目がありますが、この項目を削除していいただきたいと考えます。

 この項目は、1982(昭和57)年に発生した教科書検定をめぐる事件の結果、中国や韓国への配慮から生まれたものです。1982年6月26日、高等学校の歴史関係教科書が「華北へ侵略」と検定申請本で記していたものを検定によって「華北へ進出」と書き換えられた、と新聞が一斉に報道したため、中国や韓国との間で国際問題になりました。ですが、検定で書き換えさせた例は、実は存在しませんでした。大誤報事件から、この項目は生まれたのです。

 この項目が生まれて以来、中国や韓国は日本の教科書内容について公然と干渉するようになりました。すなわち、内政干渉です。そして、日本の歴史教科書では、日本の戦争は全て「侵略」と記されるようになっていきました。あるいは、全くの虚構である「従軍慰安婦」問題が高校を中心に歴史教科書に掲載されるようになりました。

 しかし、教育問題は純然たる内政問題です。日本が主権国家であるならば、当然に内政干渉は排斥すべきです。教育主権を確立すべきです。その意味からも、この項目を是非とも削除していただきたいと心から願うものです。この項目が元になって、少しずつ日本が滅んでいくのではないかとさえ思っております。
 
 
意見提出先

 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000672


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この記事へのコメント

Sachiko
2014年05月20日 23:38
近隣諸国条項は是非撤廃してほしいと思います。
ところで、自由社の次回の教科書はどのような内容になるのでしょうか。
検定が進んでいる時期だと思いますが。
小山
2014年05月21日 23:15
コメントありがとうございます。近隣諸国条項は内政干渉を招き入れる根拠になっています。とんでもない規定だという世論、雰囲気を作っていく必要があります。
 なお、検定の件はノーコメントと答えるしかありません。
九州女子
2014年06月02日 00:40
ノーコメントも何も、公民は検定申請しないと発表がありましたね。驚きました。現行版の細かいところをデータ更新するだけでは採択戦は戦えません。検定基準がよくなったのに、それに対応する改訂をしないのは敗北主義です。小山先生、戦ってください。
小山
2014年06月02日 10:59
九州女子様、sachiko様
 ノーコメントと書いたのは、検定の教科書内容にかかわることは書けないという意味です。それはともかく、箇条書きで記します。
 ①検定基準は良くなっていませんが、その点は措いておいて話を進めます。内容的・思想的には改訂しなくても他社よりも相当先に行っていると思っています。そのことをうまく宣伝していくことが大切だと思います。基準が良くなったとすれば、それは領土問題関係だけですが、その点は既に先取りしてしまっています。
②公民改訂申請をしないことについては、私が一番慚愧の思いに囚われています。
③しかし、「つくる会」は特に資金の点で多くの困難を抱えています。「つくる会』の歴史教科書を丸ごと盗作した育鵬社と八木氏が年表問題で攻撃した結果、3年前の採択戦で我々は大敗北しました。それ以来、資金難が続いています。単純に言えば、歴史と公民の二つを改訂申請するだけの資金がないわけです。
九州女子
2014年06月03日 08:28
なるほど資金難なのですね。公民が改訂できないことはもっと早く知りたかったです。そこまで深刻だと知っていれば、事業をやっている知人に援助を頼むこともできたのですが…。
小山
2014年06月03日 09:37
九州女子様
御心配ありがとうございます。更に相当の寄付金集めをしていかなければなりません。何か情報・お知恵があれば、「つくる会」の事務局と連絡をとってください。

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