平成24~27年度中学校歴史教科書比較資料Ⅰ(20)創氏改名

Ⅰ、中韓隷属史観

   (20)創氏改名
 

  朝鮮における創氏改名は、創氏と改名に分けて考えなければならない。まず創氏の問題を考える場合、氏と姓を分けて捉えることから始めなければならない。朝鮮総督府は、近代化の一環として、家族の一体性を作り出すために、家族全体に共通の氏を名乗らせることを考え、創氏を強制した。そして、その場合に日本風の氏を採用することを許した。しかし、李とか朴といった姓はそのまま維持されたのである。
  また、強制的な創氏と異なり、改名の方は完全に自由であった。それゆえ、日本は、朝鮮の姓名を全く奪ってはいないのである。

  にもかかわらず、創氏改名は、朝鮮人の名前を奪った「悪行」として喧伝されてきた。多くの教科書も、完全に、この嘘話を展開している。以下、各社の記述を掲げていこう。この問題でも、検定過程を踏まえて言えば、自由社VS東書・育鵬社を含む6社の対立構図となることに注目されたい。


○分析項目
①創氏だけが強制であるとしているか
②日本式の氏を名乗るかどうかは自由であるとしているか
③改名は自由であるとしているか


○東京書籍
①創氏だけが強制であるとしていない
②強制的
③改名も強制的
「強まる戦時体制」の小見出し下、「朝鮮では、『皇民化』の名のもとに、日本語の使用や姓名のあらわし方を日本風に改めさせる創氏改名をおし進めました。」(205頁)

○日本文教出版
①②③よく判断できぬ
「強まる戦時体制」の小見出し下、「また、朝鮮では、住民を神社に参拝させたり、『氏』を名のらせて家族制度を日本風に改める(創氏改名)など、皇民化政策をおし進めました」(227頁)。

○教育出版
①創氏だけが強制であるとしていない
②強制的
③改名も強制的
「皇民化政策」の小見出し下、「日本語の使用や、日本式の姓名を名のらせる創氏改名が推し進められ」(215頁)

○清水書院
①創氏だけが強制であるとしていない
②強制的とまでいかぬ
③改名も強制的とまでいかぬ
「植民地の民衆と戦争」の小見出し下、「朝鮮では1940年から日本風の氏名をつくらせる政策もとられた(創氏改名)」(239頁)


○帝国書院

①創氏だけが強制であるとしていない
②強制的とまでいかぬ
③改名も強制的とまでいかぬ
「皇民化政策」の小見出し下、「さらに朝鮮では、日本式の名前に変える創氏改名も行なわれ」(213頁)。

○育鵬社
単元74、「国家総動員体制」の小見出し下、「朝鮮半島では、日本風姓名を名のらせる創氏改名など、朝鮮人を日本人化する政策が進められました」(218頁)。
①創氏だけが強制であるとしていない
②強制的
③改名も強制的

○自由社
①創氏だけを強制であるとする
②③不明確
単元82、「国民の動員」の小見出し下、「創氏を命じ、日本式の姓名を名のる創氏改名が実施され」(234頁)
  *申請本……「日本式の姓名を名のる創氏改名が許可され、朝鮮人や台湾人を日本化する政策が進められた。」





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