『新しい公民教科書』の特徴とは

  随分時間が経ったが、3月末、『新しい公民教科書』が検定合格した。私も一執筆者としてこの教科書の作成に関与したので、その特徴について本当に簡単に考えておきたい。考えてみると、この教科書が目指したものは、次の三点にまとめられる。

 ①個人の自立、家族の自立(維持再建)、国家の独立……これまでの教科書は、家族の自立、国家の独立ということに全く関心がなかった。いや、個人の尊重を唱えながら、個人の自立ということにも関心があったか、疑問のところがある。個人の自立、家族の自立、国家の独立の三点がそろって初めて、日本及び日本国民は、国際貢献できるということになる。
 

 ②立憲的民主主義(自由主義的民主主義)……①のためには、立憲主義と民主主義が必要である。これまでの教科書は、民主主義を重視し、立憲主義を軽視ないし無視してきた。いわば、全体主義的な民主主義を目指してきた。


 ③共同社会と利益社会の区別……家族などの共同社会を貫く思想は、企業などの利益社会を貫く思想と異なる。例えば、今回の学習指導要領が表した[効率と公正のバランス]という思想は、利益社会に最も妥当するものである。

  
 次回から何回かにわたって、特に三点を端的に表す『新しい公民教科書』の記述を簡単に紹介していこう。

 
 

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